菊之露について
おいしい泡盛づくりに、真っ直ぐ。
高宮 昭人(たかみや あきひと)
2004年入社
飛び込んだ泡盛の世界は、学びの連続でした。
――入社のきっかけを教えてください。
私は福岡出身で、前職で営業をしている際に、沖縄を担当していたんです。
もともとお酒が好きで、仕事が終わるとよく飲みに行っていたので、気づいたら泡盛に魅了されていました。
いつか沖縄に移住して、泡盛メーカーで働いてみたいと考えるようになり、そんな気持ちが高まっている時に、菊之露の求人を見つけて、応募したのが入社のきっかけです。
前職の経験から入社後は営業に配属されるのだろうと思っていましたが、前社長からお声がけをいただき、検定という泡盛をつくる仕事をするようになりました。
右も左もわからない中でのスタートだったので、とにかく見て学んで、経験して、仕事を覚え、いまでは生産全体の管理まで担当させていただいています。
小さな積み重ねを大事にしながら、泡盛づくりに真摯に向き合っています。
おいしくなると、気づいてもらえるんです。
――仕事のどんなところにやりがいを感じていますか?
菊之露の泡盛をもっとおいしくしていくことですね。
いまの社長と専務に変わってから、より細かい部分まで製法を見直して、改善していくようになりました。
水や衛生管理といったベースの部分から試行錯誤したことで、お酒の素となるもろみが綺麗になったんですよね。綺麗なもろみからできるお酒は香りが全然違います。
泡盛の臭みのある部分がなくなって初心者でもスッと飲める。みんなにとって飲みやすい非常にピュアなお酒に変わっていきました。
それに気づいていただいた地元の宮古島のおじいから「おいしくなったよね、最近は菊之露に変えたよ」と言ってもらえたりすると、やっぱり嬉しいですね。
さらに、自分でつくったお酒だと思って飲むとよりおいしく感じます。仕事が終わってから家でも毎日飲んでいます(笑)。
おいしさの秘訣は、みんなの菊之露「愛」です。
――今後どんな仕事をしていくのでしょうか?
私はこれまでずっと、目の前のことを熱く愚直にやることを大切にしてきて、いま、泡盛づくりに熱中しています。そしてそのスタンスは変わりません。
そうやって頑張ってつくった泡盛は、お客さんからおいしいと言っていただけます。
さらにお客さんだけでなく、社内の人たちと飲み会をした時に、おいしいという声が仲間から上がってくることが嬉しいんですよね。
みんな菊之露の泡盛のことが好きで自信を持っていて、さらにもっと良くしていきたい!と思っています。いま、菊之露全体がそんな活気に溢れているんですよね。
実際に、ブランディングや新商品開発のプロジェクトという新しいチャレンジを行なっている中で、製造の細かな変化まで、部署を越えて営業の人に伝えられるようになりました。
みんなで泡盛業界を盛り上げていけるよう、日々前進しています。そんな最高に楽しい瞬間を一緒につくれる仲間を待っています!
<仕事内容>
製造部では、泡盛の製造・生産と知ったお酒づくりに関わる業務を行います。特に検定は、泡盛をつくり、出来上がった泡盛の度数や量、温度を測定。商品として出荷する度数になるように加水して調整し、完成した泡盛の瓶詰めなどを行う第二工場まで運ぶまでの流れをすべて行います。